つがる地球村、弘前から車で30分
つがる地球村は「立佞武多を見る前後に、温泉付きキャンプで一泊する」拠点として、かなり使い勝手が良い場所でした。青森から車で約1時間、弘前からなら約30分。今回の目的は、8月4日の立佞武多と、キャンプ場内の温泉です。
🔰 旅のデータ
- エリア🌏:青森県つがる市
- アクセス🚗:青森から車で約1時間/弘前から車で約30分
- 時期:2026年8月
- 温泉:施設内温泉(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉、泉温43度)
まずテントを設営、それから会場へ
つがる地球村のキャンプ場は、オートサイトなのでテント横に車を着けられます。無料のシャワーまであるトイレの数も十分で、洗面も広くて快適です。炊事場にはランドリーもあり、長期の東北夏祭りツアーの際には嬉しいポイントになりそうです。
到着してまず取りかかったのは、テントの設営でした。立佞武多の開始時間が決まっているので、あとから慌てて設営するより先に済ませておく方が、当日の動きに余裕が持てます。日中の暑さの中での作業になるので、涼しいうちに、というわけにはいきませんが、立佞武多の格納まで祭りを楽しみたかったので先にすることにしました。
設営を終えたあとは、木陰に腰を下ろして軽く腹ごしらえを。青森とはいえ8月の日中はさすがに気温が高く、日陰の有無で快適さがまったく違います。まったく木が植わっていないエリアもあったので、どこならテントサイトに木陰がありそうかは事前にチェックしておくといいかもしれません。
会場までの移動時間や駐車場の混雑も気になっていたのですが、平日でもあったしキャンプサイトも空きが多いとのことだったので、出発の時間は少し遅らせることに決めました。
立佞武多の駐車場、歩く前提で
祭りの中心は「立佞武多の館」周辺です。少し早く行くと立佞武多が館から出陣するところを見ることができます。祭り開催中は臨時の有料駐車場があるので、そちらを利用しました。駐車料金は1,000円、無料の駐車場は会場の東側にあり、キャンプ場から行くと反対側になります。また、毎年1体とはいえ素晴らしい立佞武多を製作されるのを楽しみにしているので、応援の気持ちも込めて支払いをしました。
駐車場は広く、ギリギリでしたが駐車することができました。満車になると違う場所へ案内されるようなので、台数の心配はなさそうです。ただし、立佞武多の館までは徒歩で15分ほどかかります。足場も少し不安定なので、夏の夕方でもしっかりしたサンダルやシューズなど、歩きやすい履物が安心です。
駐車場には仮設のものでしたが、トイレも用意されていました。
15分の徒歩移動自体は、祭りへの期待感もあって、それほど苦にはなりませんでした。むしろ、道中で見かける提灯や、同じ方向へ歩いていく他の観光客の様子から、少しずつ祭りの空気を感じてわくわくします。
💡 Tips
祭り期間中の臨時駐車場は1,000円。会場までは徒歩15~20分ほど見ておくと安心です。
駐車場は広く、仮設ながらトイレも設置されています。
7階建てビル相当、立佞武多の実物大の迫力
立佞武多は、事前に写真で見て想像していた以上の大きさでした。高さは約23m、重さは約19t。
数字だけではピンときませんが、これはビルにすると7階建てに相当する高さだそうです。現場に行って真下から見上げると、首を反らしても全体が視界に入りきりません。
祭りの期間中以外は、「立佞武多の館」でその雄姿を見ることができます。
祭りは毎年8月4日から8日までの5日間、五所川原の市街地で開催されます。大太鼓を先頭に、大型立佞武多が数十人の引き手によって台車ごと引かれながら練り歩く様子は、とても迫力があります。「ヤッテマレ、ヤッテマレ」というかけ声とお囃子、ハネトたちが周囲を盛り上げます。大型立佞武多以外にもたくさんのたちねぷたが登場し、かわいらしいものもあるので最後まで楽しめました。
夜、明かりが灯った状態で市街地を進んでいく立佞武多は、遠くからでもその存在がわかるほどです。建物の向こうから頭を出して進んでくる大型立佞武多。実物ガンダムより5メートル大きいそうで、大阪万博で見たガンダムの大きさを思い出して、感慨にふけりました。
ちなみに、祭りが開催されるのは街中でそこまで広い道ではないため、青森のねぶたのように遠くからずっと見える箇所はないように思いました。逆にそのせいで、より大きく見える(都会で昇る月が大きく見えるように)のかもしれません。
🔰 立佞武多の基本情報
- 高さ:約23m(ビル7階建て相当)
- 重さ:約19t
- 開催期間:毎年8月4日〜8日
- 運行台数:大型立佞武多3台+中小型のねぷた多数
帰りの銭湯は、湯温に要注意
立佞武多を見終えたあと、地球村までの帰りがけに立ち寄れる温泉銭湯がいくつかあります。ただし、どこもかなり湯温が高めのようでした。熱い湯に慣れていないと、思わず声が出るレベルです。長旅で疲れた体には熱すぎる湯もこたえるので、無理はせず、様子を見ながら入るのがおすすめです。
日中暑くて汗をかいたし、歩いて祭りを見た後だっただけに、最初は「熱い湯こそ疲れが取れそうだ」と考えていました。ところが実際に湯船に足を入れると、想像以上の熱さで、じっくり浸かるというよりは、短時間で出入りを繰り返すような入り方になりました。
⚠️ 帰り道の銭湯に立ち寄る前に
- 立佞武多の会場周辺には温泉銭湯が複数あるが、いずれも湯温がかなり高め
- 無理せず様子を見ながら入る
つがる地球村温泉、キャンプ泊でも割引なしの450円
つがる地球村の温泉は、キャンプ場に宿泊しているからといって割引があるわけではありません。料金は450円で、これは近隣の銭湯とほぼ変わらない価格です。
夜は9時までなので祭りを最後まで見ると入浴できませんが、朝6時から入れるのはありがたいポイントでした。
キャンプサイトから歩いて温泉に朝一番で入れるのは、他の場所にはない気楽さです。前日、会場周辺の銭湯で熱い湯に驚かされたこともあって、この日はゆっくりと温泉に浸かろうと思っていました。曇りだったせいもあり、露天風呂が涼しく、温泉も程よい熱さで落ち着いてのんびり浸かることができました。
つがる地球村は、立佞武多という夏の大きなイベントと、温泉付きキャンプを無理なく組み合わせられる拠点です。
青森・弘前どちらからもアクセスしやすく、さらには露天風呂付きコテージもあるようです。ぜひ冬にも来てみようと思いました。
大型立佞武多は毎年新しいものが製作されるので、来年以降も、同じ時期に別の温泉キャンプ場と組み合わせて訪れるのもよさそうだと感じています。
祭りと温泉、どちらも一度に楽しめる貴重な組み合わせでした。
- ◎キャンプ場の温泉は朝6時から入れるので、翌朝すぐに疲れを流せた
- ◇会場周辺の銭湯は湯温がかなり高いので、無理せず様子を見ながら入る必要がある
- ◇有料駐車場から会場まで徒歩15分ほどかかるため、歩きやすい靴で行く方がよい
この記事は2026年8月時点の情報です。
