台湾北部温泉旅:波乱のスタートから大逆転まで

今回は、少し前になりますが2025年の5月に行ってきた台湾北部温泉旅行の様子をお届けします。

出発からトラブル続き

夜11時を過ぎた桃園国際空港の到着ロビーには、思っていたよりも人影がありませんでした。カウンターに掲げられた「CLOSED」の文字をぼんやり見つめながら、予約していたはずのSIMカードは結局受け取れないまま——最悪の旅行開始…。
まさかこの数十分後に、旅の空気が一気にひっくり返るなんて、この時はまだ想像もしていませんでした。

絶望から一転、大逆転で幕を開けた今回の台湾北部温泉旅。深夜0時のチェックイン、夜中まで弁当屋が開いている大都会桃園、そして帰国日に待っていたまさかの結末まで——波乱万丈な旅の全貌を、最初から振り返ります。

波乱万丈の台湾温泉旅、ぜひ最後まで読んでください。

地方空港発、タイガーエア遅延のとばっちり

時間を少し前、日本出発時に巻き戻します。

今回利用したのは、地方空港発のフライトでした。近所の空港からの出発は身軽で好きなのですが、今回はここから雲行きが怪しくなります。
タイガーエアの到着が遅れていた影響で、私たちの搭乗機も出発が45分遅れることに。「まあこれくらいなら」と思っていたら、今度は空港側の整備が間に合わず、結局ドアが閉まったのは夜7時。
当初の見込みよりもさらに待たされる形になり、出発前から気分は低調に。

台北到着は深夜、SIMカウンターは無情の「CLOSED」

搭乗機が桃園国際空港に着陸したのは、夜10時半。荷物を預けていなかったので身軽に出られるはず…だったのですが、出口を抜けられたのは11時を過ぎていました。

そしてここで、冒頭の悲劇に繋がります。事前に予約していたSIMカードを受け取るはずだったカウンターが、この時間にはすでにクローズ。到着が大幅に遅れたせいで、受け取りのタイミングを逃してしまったのです😭

「深夜着の便だと、SIMカウンターの営業時間に引っかかることがある」というのは、購入時に注意書きにありましたが、予定では余裕で間に合うはずだったのです…。こちろん、これから深夜到着の便を予約する方は、事前に受け取りカウンターの営業時間を確認しておくことを強くおすすめします。

捨てる神あれば拾う神あり

SIMが受け取れず、ちょっとしょんぼりしながら到着ロビーを歩いていたところ、台湾観光局が実施している来台旅客向けの抽選キャンペーンのブースを発見。そうそう、ここはまだ開いていた。今回は2回目の挑戦になるため、期待薄での参加でしたが——

なんと、まさかの当選! 5000元(日本円にして約2万3000円)が、悠遊カード(EasyCard、台湾版のSuicaのようなICカード)にチャージされた状態でもらえるという、うれしいサプライズでした。

先ほどまでの「SIM受け取れなかった…」という沈んだ気持ちは一気に吹き飛び、テンションは急上昇。
嬉しいなりよ😆
旅の神様は、意地悪をしたぶん、ちゃんとフォローもしてくれるものなのかもしれません。

深夜0時のチェックインと弁当屋の夜食

当選した悠遊カードとは別に、現金も少し必要だったので、ATMで2000元だけ引き出してホテルへ向かいました。日付が変わるころ、ちょうど深夜0時くらいに、桃園のホテルにチェックイン。
前回訪台時は満室で泊まれなかった、ずっと気になっていた「Kings Paradise Hotel」です(このホテルの詳しいレポートは、Agodaでの予約の話とあわせて別記事でまとめる予定です)。

さすがにこの時間から火鍋という気分でもなかったので、近くをうろうろ。桃園(老街)はこんな時間でもいろいろなお店がまだ開いています。特に休日には若い出稼ぎ労働者がショッピングに繰り出す、活気ある街なので歩くのも楽しく、最近は空港へのアクセスの良さだけではない魅力を感じます。

羊肉屋さんというのもいくつか営業中でしたがメニュー的には麺料理のようだったので、見つけた弁当屋さんでソーセージやミートボール、もやしときゅうりを入れてもらいました。ホテルに戻り広々とした部屋(桃園のホテルはやけに広い部屋が多い)でビールと一緒につまみながら、長かった1日を労いました。

トラブル続きの1日でしたが、この瞬間はやっぱり最高でした~。

帰国当日、あのカウンターは開いていた

さて、初日に受け取れなかったSIMカードのその後です。

まさか台湾でガンガン電話をかけるでもなし、なぜ現地でのSIMが必要なのかという理由が、YouBikeにあります。
現地では学生さんたちが自分の自転車を所有しなくていいというくらいに便利なYouBike。かつては現場の機械でクレジットカードなどでも乗れたらしいのですが、最近ではアプリか悠遊カードで乗ります。
この悠遊カードで乗るために、現地の電話番号が必要とのこと。え~、パスポート番号と悠遊カード紐づけるとかしてよ台湾よ、と前回思ったのです。

そこで今回はやる気を出してSIMを申込。がんがんにYouBike乗るよ! の態勢だったのですが…。で、冒頭の話でした。
半分あきらめていたのですが、帰国当日、空港へ向かうため地下鉄を降りたところで、あのSIMカウンターが開いているのを発見。あっとひらめいて、試しにバウチャーを見せてみると、何の問題もなく(搭乗券を提示してと言われたときはちょっと焦りましたが、すぐ出せるところに入れっぱなしにしてて良かった〜)SIMカードと交換用のピンを受け取ることができました。やったー!

結局は帰国日に受け取ることになったのですが、フードコートでご飯を食べながら、YouBikeのアカウントに登録して悠遊カードを紐付けるのに一役買ってくれることが判明。次回台湾へ来るときは、悠遊カードだけでYouBikeにも乗れるはずなので、今回のSIM代も全く無駄ということにならなくて済むかもしれません(このあたりの詳しい顛末は、YouBike&Revolutカードの記事で)。

荒れた出だしが、いい話に変わった台湾温泉旅

航空機の大幅遅延、SIMカード受け取れず、という二連続のトラブルで始まった今回の台湾旅でしたが、終わってみれば5000元当選というサプライズから始まり、礁渓温泉の隠れ温泉プール、ひとり鍋の感動、葱餅の衝撃、YouBikeでの街めぐりまで、書きたいことが尽きないくらい詰まった旅になりました。

初回は全く温泉の話に触れませんでしたが、次回以降詳しくまとめていく予定です。

続きもぜひお楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事は2025年5月時点の情報です